ブログ・ハイエンド自作スピーカー(試作と実験)

いつか、自作でハイエンドスピーカーの音を超える夢を見て試行錯誤しているブログです。

2013年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年11月

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ファラオ・内部構造(漫画図)とコンセプト

2013年ステレオ誌主催の自作スピーカーコンテスト【匠部門】
テクニカルマスター賞受賞作 “ファラオ”

kaneyaさんからのご希望で、ファラオの音道の内部を紹介します。

音道の様子ですが、このままだと気柱共鳴が出る可能性がありますので、それなりの工夫が必要になります。
簡単なのは、吸音材での処理。
2004 (375x500)

内部の凹凸を得るために、この寸法とは若干の変更があります。
100703_1551401.jpg

応募内容を抜粋してみました。

コンセプト
ツイーター並みの口径5cmのスピーカーユニットで連想される機器類への使用は、ヘッドホーン、PC、小型ラジオ・CDプレーヤーなどが即座に思い浮かびますが、ヘッドホーン以外の使用では、低音の音圧の発生が困難サイズです。
雑誌付録という概念は捨てて、このサイズから、如何にして良質且つ量感豊かな低音再生をさせるか、オーディオ用として一定の水準まで伸ばし、高域寄りの音原のバランスを取ることを目指しました。

1.箱鳴りへの考慮
箱鳴りは必要悪と位置付けて、音圧で発生する固有振動から発生する一定帯域の音圧の上昇の緩和のために、硬さ、密度の違う板を互い違いに配置、圧着して対応した。 

2.デザイン
色の違う板を使用していることでツートンカラーとなり、デザイン性も良くなりました。
当初は、このツートン、縞模様からゼブラの名前を考えましたが、箱の雰囲気からツタンカーメンを連想されたので、ファラオと名前を変えました。

3.内部音道への考慮
音道の幅が一定でなく、凹凸にとんだもになっているため、平行面特有の共振の緩和もねらっています。

4.箱の形状への考慮
前面の面積の最小化を狙い、点音源化とし音場感を向上させる形状とし、バックロード開口部の形状を、左右5個ずつ合計10個の穴を直列に設けた。
各穴をコルクで塞ぐことにより、低音の量感の増減も可能として、環境の変化、音全体のバランスの調整にも対応をした。
ホーン開口部を左右に振り分け、穴の位置をユニットとほぼ高さを同じすることにより、コアキシャルの要素も取り入れた。
結果的に、ホーン開口部が床から離れることにより、すっきりした低音も狙った。

音の感想は、箱のサイズのお蔭でレンジの広いゆとりのある音になりました。


箱のサイズ 高さ 870mm 幅 315mm 奥行 375mm(端子含む)

重量 13kg

板材 赤楡25mm集成材  メルクシパイン25mm集成材

箱の方式
変則バックロード・ホーン
使用ユニット 片チャンネル2本使用

スピーカーベースのデザインが決まらず迷っていますので、
今後、スピーカーベースを加えることもあります。

後に低音の調整の様子を写真付きで説明文を付けています。

| stereo誌関連 | 21:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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自作スピーカーとStereo誌

自作スピーカーとの出会いは、今から40年以上前に読んだ1冊の本からが始まりです。
故、長岡先生の著書で題名は忘れましたが、超簡単なバスレフの箱の記事でした。
手引き鋸でカットしたのか?板の継ぎ目には、隙間が見えていたことが印象で、これなら、中学生の僕でも出来るのではないのか?と思い、工事現場から貰ってきたコンパネで何とか?箱を作ったことが懐かしく思い出されます。
それから、早いもので40年余りの歳月が流れてしまいました。
途中、就職での実家から引っ越し、結婚など、自作スピーカーから離れることはありましたが、
最低でも、年に1セット以上は製作を止めないで続けていました。
月1セット以上のペースで作り始めたのは、子供たちが手がかからなくなった20年ほど前に、木造住宅の増築をした時でした。
その時に、10畳ほどのリスニング?ルーム確保!
堰を切ったように工作熱は、もう止まりません。

静岡の田舎で、ネットでの情報交換もない時代でしたので、一人でひたすら長岡先生の本をバイブルにBHの製作に明け暮れていました。
Stereo誌の工作特集は、毎年楽しみで拝見していましたが、暫くは敷居が高くてとても投稿する気になどなれずにいました。
清水の舞台からの心境で子供たちと一緒の写真で投稿したら、掲載されました。
恥ずかしいやら、嬉しいやらの複雑な気持ちだったことが思い出されます。

①2001年Stereo誌7月号 投稿編 
2001 (500x375)
懐かしい長岡式BHが・・・・・・ 工作技術も・・・・ですね。 木造10畳間
横に座っている長女も嫁に行き、来年には母親になります。

②2002年Stereo誌7月号 自宅訪問編 木造10畳間
2002 (500x375)
この時も、未だ長岡教の信者だった。 この時から、箱に美しさ、見栄えの良さを気にするようになってきていますね。

③2003年Stereo誌7月号 Stereo誌主催 第1回自作スピーカーコンテスト参加
2003 (380x500)
ショートBH アイアンハーフで応募。 ホワイトウッド集成材の四角い箱に、コーナーを鉋で面取り、R加工化、真鍮リング、タングステンインシュレーターを使用。

④2004年Stereo誌8月号 Stereo誌主催 第2回自作スピーカーコンテスト参加
2004 (375x500)
ショートBH+ダクトのリバーシーで応募。
このころから、積層、R加工、塗装をオスモ使用、板材を赤松集成材を用いるようになっています。

⑤2005年Stereo誌8月号 Stereo誌主催 第3回自作スピーカーコンテスト参加
2005 (375x500)

内部にウーハー用の108Σを使用したBHを内蔵して、全面はバスレフの88ES-Rをフルレンジで鳴らしていた。 側面もリブ状として、板の内部に吸音材を施している非常に手の込んだ作りになっています。
このころより、木彫と称して彫刻刀を使用したホーンを作るようになりました。

⑥2006年Stereo誌8月号 Stereo誌主催 第3回自作スピーカーコンテスト 1次審査通らず、写真投稿のみ
2006 (375x500)
ラウンドバッフル、反射板、凝り過ぎて大型になり過ぎた作品です。重量が60kg以上あったように記憶しています。

⑦2010年Stereo誌8月号 雑誌付録での自作スピーカーコンテスト
2010 (375x500)
ネットワークを駆使し過ぎた感あり、能率が下がり反省。
造詣をやり過ぎた感あり・・・・すべてをやり過ぎていたような?

⑧2011年Stereo誌7月号 
2011 (375x500)

⑨2013年Stereo誌12月号 匠部門
CIMG5044 (375x500)

ファラオ

ここ10年で、工作技術が飛躍的に伸びています。
絶えず、今現在より良い物をとの背伸びをする気持ちが、知らず知らずに木工技術の向上になったのだと思います。

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2013年Stereo誌自作スピーカーコンテストin音友ホール

本日、10月27日は待ちに待った自作スピーカーコンテストの結果発表の日でした。
鈴木さん、加藤さんと東京駅で落ち合い、美味しい天丼を食べてから、音楽之友社のある神楽坂に東西線で向かう。

音楽之友社前に到着すると、見覚えのある面々が・・・・
CIMG4946 (500x375)

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来春stereo1月号の付録のラックマンのデジタルアンプ。 出力が大幅にアップされています。
これは、買いです。・・・・・先ほど、アマゾンで2セット・・2冊の予約注文をしました。
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2014年1月号
stereo1月号


参加者名簿
匠部門6作品、一般部門19作品 共作3作品の計28作品がエントリーされていました。
CIMG5000~1 (375x500)

CIMG5001 (375x500)

個人的な事ですが、ファラオがテクニカルマスター賞を受賞しました。

賞品で頂いた音が良いと評判のTangband製 W4-1757SB
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CIMG5044 (375x500)


詳細は、Stereo12月号で記載される予定ですので、この号も買いですね。

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スピーカー再生研究会・オフ会

昨日は、中野で開催されたスピーカー再生研究会のオフ会に行ってきました。
三島の自宅を出たのがAM9時過ぎでしたが、新幹線の時間を確認しなかったので、駅のホームで待つこと30分以上・・・・大分遅刻しての会場への到着でした。
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愛情たっぷりの作品、自慢の息子たち。
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松さんのカシュー仕上げの見事な作品。
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講師:鈴木会長の講演。
高度な物理の授業を受けているような錯覚に陥りました。
他、自作アンプの雄、石田氏(私と同姓)のお二人のハイレベルな講演は、大変勉強になりました。
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本日の午前は、コニさんの訪問、午後は、コンサートへと多忙な毎日です。(微笑)

| off会 | 09:13 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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2013年 第4回スピーカー再生研究会オフ会開催のお知らせ

本日は、スピーカー再生研究会のオフ会が開催される日です。

詳細は、こちらから
http://rilsrt.web.fc2.com/events.html

| off会 | 08:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メインの音・再構築?

先週、自作スピーカーコンテスト用の箱をstereo誌に送ってから、気持ちの上で安堵してしまったようで、ここ一週間、オーディオをしていませんでした。
久々に、メインの音を聴いていたら、当初はベストと思える鳴り方をしていましたが、聴き続けると若干の低域の不足?もう少し欲しいとの欲求にかられ、限定品の2wayにMG130HRをプラスしてバーチカルツイン化して低域の上昇を再度、狙いました。

☆当初は、バーチカルツインでしたが、最近はW130RD+T25RDで聴いていました。

結果として、狙い通りに低域の増強は達成出来たものの、若干ですが抜けが悪いような籠り気味な音に聞こえてくる。
1週間、聴いていなかったので、耳がリセットされたためかもしれませんが、こうなると改善をしないと気が済みません。
どうも、ツイーターの能率不足が原因で下膨れ状態になっているようです。
通常は、ウーファーよりツイーターの方が能率が高くてアッテネーターで音圧を絞り込んで調整しますが、逆の場合は、バイアンプでマルチ化しないと調整が出来ません。
そこで、試しに以前PC用に使用していたDAⅭ内臓のローコストDプリメインアンプを引っ張り出して、ツイーター専用に使用することにしました。
出力の面では、20W+20W(8Ω)もあれば高域用では十分です。
問題は質ですが、音を確認すると遜色なく聴こえます。

TEAC製 
TEAC usb a h01 s

電源をアンプから取っていますのでオンオフがアンプと連動をしているため便利です。
肝心の音の調整ですが、リモコンで音量を自在に変えられますので、音のフォーカスを合わせることが、
簡単になりました。
これで、気分による高域の変化への対応も簡単に出来るようになりました。

結果が良かったので、将来的にはもう少しアンプのグレードを上げて行きたいと考えていますが、一度ブラインドテストした方が、良いかもしれませんね。

| ハイエンド自作スピーカー | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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